そんなに甘くない話
今週のお題「わたしとバレンタインデー」
甘いもの好きなので、デパートでふだん扱いのないチョコレートが増えるバレンタインデー前のこの時期はワクワクしてしまう。
あいにく渡すひともいないし、もらう見込みもないので、自分の好きなチョコレートを自分の分だけ買う。
チョコレートでいちばんすきなのは、パリのパトリックロジェ。とにかくすごいチョコレート。パリにあるショップの空間もとてもかっこいい。残念ながら日本にショップはないはず。あったらめちゃくちゃ売れるのはずなのに。
日本でも買えるものでおいしいのがデメール。しかも東京の銀座しかないとかではなくて、近所のわりとベタなデパートでも必ず売っている。便利な反面、バレンタインデーに賭けてる人にはありがたみが足りないのかもしれない。ウイーンの本店は歴史があり、大好きなカフェ。ANAもウイーン線できたみたいだし、私がいちばん好きなオーストリア航空も成田便が復活したはずだから、ヨーロッパにいくときに、ウイーン経由もひとつの選択肢だと思う。
これまで食べてきたチョコレートでいちばんパンチがあったのは、相撲協会さんの力士チョコレート。ここまでくると味はどうでもいい。
そして、私が毎年必ず買うのが、このニブチョコレート。
砕いたカカオ入りのとてもおいしいチョコレートです。お求めやすい価格なので、ちょっと気になる人に軽い気持ちで渡すのにも最適です。気持ちを入れすぎて、高級すぎるのとか、大きすぎるとか、ましてや手作りなんかのチョコレートを渡してしまうより、これくらいのチョコのほうが案外うまくいくのではないかと思う。チョコレートはおいしくいただくのがいいのであって、情念みたいなのを入れるべきではないと思う。こわい。