ピンキリ
今週のお題「家で飲む」
一人でお酒を飲むとき、見るべきものはテレビにはないので、YouTubeばっかりみている。クソみたいなコンテンツも多いが、その中から見つけたことに感動するほどのクオリティの作品もあり、そんな作品を見つけることが私のお酒のいちばんの友だ。
YouTubeを見ると、時間を忘れて、数珠繋ぎのようにいろんな動画を見てしまうのだけれども、今日久しぶりに森繫久彌と杉村春子の対談の動画をみた。
下に紹介する動画、めちゃくちゃ面白いのだが、この中で森繁久彌が紹介している藤原鎌足の名言にすごく感動し、はじめて見て以来、私は仕事でも恋愛でも、どんなシーンでもこの言葉を大事にしている。
ちなみに藤原釜足といっても、大昔に蹴鞠してた天智天皇のくつをひらった人でなくて俳優の方ですよ。念のため。
22:04くらいから話出すエピソードで紹介されている名言
「役者ってのはね、ピンとキリしってればね、真ん中はだれでもできるんだよ」
これ聞いて、本当に感心しました。ほんとにその通りだと。
お酒でもそう。ピンとキリをしらないといけない。酒場もレストランも。
デザインの仕事をしていますが、デザインでもそう。ピンとキリしらないといけない。
一番だめなのは、ちょうどこれくらいが受けるんじゃないのって精神。
そして、恋愛でもこの名言は有効です。
自分のタイプのピンとキリと付き合ってみること。つまり、最高にタイプなのと、これ以下だと付き合わないなってぎりぎりのと付き合うこと。両方経験して、はじめていい恋愛できるんだと思う。
藤原釜足の経験から生まれたと思う名言、それをいつまでも大事にしていた森繁久彌。
やっぱり一流の芸人はちがいますね。