MimoDeLuxeの日記

あんなことや、こんなこと

アンニュイな気持ちの秋

今週のお題「○○の秋」

書斎のクーラーが壊れて、夏のあいだそこに入ることをためらっていたら、何か月も更新できなかった。彼岸が過ぎてもまだまだ暑くて、秋といわれてもしっくりこない。

秋といったら、なんかアンニュイな感じが似合うかと思うけれど、気持ちの面では秋は確実にやってきてる。10月は仕事で休みがほとんどないし、今日10月1日からは消費税増税。土壇場で回避するのではという読みは見事にはずれて、今日からまた税金をいっぱいとられることとなった。

財政を健全化するには、消費税を今後もいくらあげないといけないとかテレビでやってるけど、なんで消費税だけで議論されているのか、経済にうとい私にはわからない。

ほかにもいろいろ税収を増やす方法あるんでないの?貧乏で食費を切り詰めなきゃって嘆いてる主婦がパチンコにはまってるみたい。全体的に考えろよと思う。経済に詳しい人わかりやすく教えてください。

いくら暑い日が続いていても、今月からは急に寒くなっていくのかな。栗きんとんでもたべて涼しい日を過ごしたいけど、そんな気持ちいい環境の日は長くないだろうし、ただでさえ高い栗きんとんもさらに高くなってるに違いない。

キノコに埋もれた昔の画像があったので、せめて気分だけでも秋をと載せてみる。全然秋らしくないか。

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アメリカでは~


君も出世ができる 雪村いづみ 1964年

高島忠夫さんが亡くなりましたが、私は最盛期はしらないので、司会者のイメージしかないけれど、かなり映画にたくさん出演されていたということをウィキで知った。

中でも、「君も出世ができる」はいちばん好きな作品。フランキー堺浜美枝にと好きな俳優もいっぱいでている。

YouTubeで久しぶりに見てみたけど、本当によくできている。かっこいい。

アメリカでは~というこの曲はベリーベリーちゃんというドラァグクイーンの持ちネタでした。なつかしいな~。また見てみたい。

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ようこそご辛抱下さいました。おかげで日当になりました。

今週のお題「2019年上半期」

1997年から10年間、ドラァグクイーンイベントをやっていた。

10年を期にイベントをやめて、その後ほかにもいくつかのイベントをやっていたけれども、だんだんやらなくなって、辞めたというわけでもないけれど、ここ5年はまったくやらなくなった。

当時一緒にやっていたダイアナ・エクストラバガンザナジャ・グランディーバはテレビでみない日がないくらいに活躍している。

大阪に兎我野町という怪しい夜の街がある。その兎我野町でもいちばん怪しい店がdo with cafeである。元料亭の料理人だったオーナークイーンが経営する、ご飯が食べながらドラァグクイーンショーが見れるという日本でもここだけにしかないお店。

そこに約5年ぶりに、先月出演した。

もともと器用なほうでないのに、メイクの仕方は忘れてるし、板にたつと緊張するしで、お客さんはとんでもないのが出てきたなと思ったに違いない。

お客さんは、ダイアナやナジャみたいなスターを想像して来店してくれてるのに、私なんかが出てきて、ほんとうに気の毒なことをしたかもしれないけれど、自分ではなかなか楽しかった。今年の上半期でいちばん印象にのこった出来事だったかもしれない。

「あることないことおんな放談。ようこそご辛抱下さいました。おかげで日当になりました。それでは皆さんさようなら、ハハ、ノンキだね」

って感じでした。

これは吾妻ひな子さんが舞台の最後にいつも言われてたセリフ。もちろん吾妻ひな子さんは最高な芸人さんですけど、この自虐的なセリフ、私はとても大好きです。

前はYouTubeでもいくつかあがってましたけど、今は1つしか見つかりませんでした。


吾妻ひな子「おんな放談」

あるかな?


軽減税率対応レジを導入するなら今! レジ・システム補助金 篇

テレビで軽減税率に対応したレジの補助金のCMをよく見る。

私はほとんどテレビみないのに、それでも見る機会がおおいので、かなりの頻度で流れているに違いない。

このようなCMが流れたからには、こんどこそ消費税が10パーセントになると半ば諦めているひとも多いのではないかと思う。

多くの経済学者が言うように、増税すると景気は悪くなるだろうし、自民党の支持率も確実に低下すると思う。友人と話していると、いまは野党がダメで、自民一強だからすぐに支持率ももどるという予想をたてていた。しかし、数字を見る限り、増税しても自民党は安泰といえるとは思えない。甘い見通しだと思った。

しかし、政治家やその周りのとても優秀な方たちにとって、そんなことは私がいうまでもなく、わかっていることだと思う。

自民党が政権をもちつづけるためのアイデアとして、

消費税8%据え置き、軽減税率5%導入

という可能性があるように思える。

それなら自民党の支持率は著しく向上するし、例のレジも無駄にならない。もう増税とあきらめてる国民にとってインパクトのある面白いストーリーだと思う。

どうだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンキリ

今週のお題「家で飲む」

一人でお酒を飲むとき、見るべきものはテレビにはないので、YouTubeばっかりみている。クソみたいなコンテンツも多いが、その中から見つけたことに感動するほどのクオリティの作品もあり、そんな作品を見つけることが私のお酒のいちばんの友だ。

YouTubeを見ると、時間を忘れて、数珠繋ぎのようにいろんな動画を見てしまうのだけれども、今日久しぶりに森繫久彌と杉村春子の対談の動画をみた。

下に紹介する動画、めちゃくちゃ面白いのだが、この中で森繁久彌が紹介している藤原鎌足の名言にすごく感動し、はじめて見て以来、私は仕事でも恋愛でも、どんなシーンでもこの言葉を大事にしている。

ちなみに藤原釜足といっても、大昔に蹴鞠してた天智天皇のくつをひらった人でなくて俳優の方ですよ。念のため。

22:04くらいから話出すエピソードで紹介されている名言

「役者ってのはね、ピンとキリしってればね、真ん中はだれでもできるんだよ」

これ聞いて、本当に感心しました。ほんとにその通りだと。

お酒でもそう。ピンとキリをしらないといけない。酒場もレストランも。

デザインの仕事をしていますが、デザインでもそう。ピンとキリしらないといけない。

一番だめなのは、ちょうどこれくらいが受けるんじゃないのって精神。

そして、恋愛でもこの名言は有効です。

自分のタイプのピンとキリと付き合ってみること。つまり、最高にタイプなのと、これ以下だと付き合わないなってぎりぎりのと付き合うこと。両方経験して、はじめていい恋愛できるんだと思う。 

藤原釜足の経験から生まれたと思う名言、それをいつまでも大事にしていた森繁久彌

やっぱり一流の芸人はちがいますね。


YAKUSHA ~Sugimura × Morishige~

恋人ができない人へのアドバイス

自分が独り身なのに、偉そうに言えることではありませんが、昔ある企画で人生相談的なことをしていて、あるおばさん(でも綺麗な人)に男ができないっていう悩みを相談されたことがある。

「まず、あなたの男のタイプを教えてください。」

「見た目ですか?いままで付き合った人はみんなバラバラです。好きになった人がタイプです。」

その時これはアカンなと思った。

夢見とるのかと思った。

性格なんてものは、付き合ってみないと分からない。まずは見た目で選別して、そこから第二審査でエッチ、性格は第三審査か、人によったら、年収とかの条件審査のあとになる。

その人へのアドバイスは、「まず自分のタイプを見つけること」でした。

その具体的な方法として、エスカレーターに乗って、反対側からくる男性を一人ずつ、「いける」「いけない」で〇✖判定をするトレーニングを推奨した。

考える間もなく、直感で好きなタイプかそうでないかを振り分ける。そうすることで、自分のタイプを見つけることができます。

自分のタイプが理解できたら、いろいろな場面で出会いが多くなります。いい男と出会うチャンスを見逃さないことが大切なのです。

私は毎日のように駅でこのトレーニングを行っています。電車賃は、移動することへの対価だけではないのです。いい男との出会いの切符でもあるのです。

そう信じて明日も頑張ろうと思います。

子どものこと

磯野貴理子さんの離婚が話題になっている。

24歳年下の旦那さんから、離婚の理由として「俺ね、自分の子供が欲しい」と言われたらしい。とてもつらいことだと思う。そんなつらいことでも、世間に知られてしまう芸能人は、やっぱり大変な仕事だと思った。得るものも大きいけど、つらいことも普通より多いのだろうと思う。

子供ができない女性の悩みは、男の私が想像する以上につらいものだと思う。

子供ができないと分かったときに、選択できるのは次の3つだろうか。

1.子供をつくらず夫婦二人で生きていく

2.離婚して、別の道を歩む

3.養子を迎える

最近でもニュースになっているが、昔から実子を殺める親もいる。一方で子供がどうしてもほしいという人たちもいる。医療が進んで不妊治療も進歩して、がんばって赤ちゃんを授かる人もいるが、どうしてもできない人は今でもいっぱいいる。

そこで、養子という制度は、子供を育てれない人から、欲しい人へ育児をバトンタッチするので私はとてもいいものだと思っている。実の親子のように強い絆で結ばれることも多い。

でも、どの道を選ぶのか、最後に決断するのは、当事者の二人であって、他人が口出しできることではない。

磯野貴理子さんは、愛する夫のために、自ら身をひいた。そのやさしさを見て涙が出そうになった。

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ゲイの場合、日本では子供を養子として迎えることができない。交際相手を自分の養子にすることくらいしかできない。ゲイカップルに養子として迎えられた子供は幸せかどうか、ちょっと想像できない。お父さん二人だものね。世間体が気になると思う。でも、5年くらい前にみた「チョコレートドーナツ」という映画は、そのような問題をうまく描いていて、とても感動した。

私の場合は、パートナーがいないので、それ以前の問題だけれども、家族って難しいな。でもいいな。って思う。今のままだと孤独に死んでいくしかない。迷っている場合ではない。すぐに行動しなきゃいけない。